海外セレブにも広がるヒプノセラピー。
「怪しいもの」から「選択肢のひとつ」へ

   

世界のヒプノニュース

先日、米国のニューヨーク・タイムズに、ヒプノセラピーが主流へと入りつつあることを伝える記事が掲載されました(2026年9月29日公開)。
かつては主流から外れた実践と見られていたヒプノセラピーが、いまスパやホテル、ウェルネス施設で提供され、著名人が体験を語る場面も増えているといいます。

記事によると、米国の養成校では卒業生が年間約650人と2019年の約6倍になりました。
背景には、パンデミック中のメンタルヘルスの課題やオンラインセッションの普及があり、従来の対話型の心理療法を試したうえで「何か違うアプローチを」と求める人が多いそうです。
研究でも、自己催眠によって閉経後のほてりが12週間で約6割減ったという報告や、痛みの感じ方が対照群より平均約73%少なかったというメタ分析が紹介されています。
ただし、これらは特定の分野での結果であり、すべての方に同じ効果を約束するものではありません。

ヒプノセラピーは、呼吸やイメージを使って深くリラックスした状態へ導き、気づきや変化を受け入れやすくする手法です。
人を意のままに操るものではなく、ご本人が望まなければ催眠はかかりません。
当協会では、これを医療の代わりではなく、心身のリラックスやセルフケアを支える補完的な方法と位置づけ、ご本人の意思の尊重と安全な実践を大切にしています。
医療が必要と思われる場合は、医療機関への受診をおすすめしています。

海外での広がりは、ヒプノセラピーへの理解が深まりつつあることの顕れです。
日本でも、正しい知識とともに、安心して選択肢のひとつとして知っていただけるよう努めてまいります。

参考:ローレン・メクリング「セレブたちが絶賛するヒプノセラピー。本当に効果はあるのか?」ニューヨーク・タイムズ(2026年9月29日公開、10月2日更新)
References: Lauren Mechling “Hypnotherapy Is Praised by Celebrities. Does It Work?” The New York Times, 29 Sept. 2026, www.nytimes.com/2026/09/29/style/hypnotherapy-hypnosis-jim-curtis.html.

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