幼い時分から「私って、どういう人間なのだろう?」と自分の資質に興味を持ってきました。
ですが、それを測る「物差し」は人との比較・それまでの実績や客観的事実…など、いつも自分の外側にあって、自分の内側〜感情や欲求など〜を後回しにしていました。
その結果、「自分の気持ちも、やりたいことも分からない自信のない私」となって人間関係をこじらせ、家族に対しては同じ日本語を話しているのに言葉が伝わらない・素通りしていく…。そんな感覚を持つようになりました。
「(あなたのために言っているのに)どうしてわからない!!!」
「どうして私のせいになるの!」
「誰も私の気持ちを分かってくれない…」
焦燥感から怒りを募らせ、気持ちを尖らせて、苦しい時期を過ごしていました。
そんな時に谷原代表のSORAヒプノシスと出会い、自分の怒りに向き合ううちに、怒りの原因は周囲の人にあるのではなく自分の幼少期の満たされなかった思いや感情にあることに気がつきました。
それは、幼いころに拾ってしまった「思い癖」や「思い込み」~自分の内側にあるもの~が原因だったのです。
そして、一人一人が、それぞれの価値観や思想を持っていて行動している、例え夫婦や親子であっても、それは変わらず、自分とは全く別の人間なのだ、と腑に落ちた瞬間でもありました。
自分の内側が癒された今、自分の言葉が伝わらないもどかしさや砂を噛むような思いはなくなり、穏やかな人間関係の中で自分のペースで生活できていると実感しています。