「生き方や在り方の軸」を大切にしているからこそ輝く
2025年3月20日、「好きが見つかる女性の生き方&働き方フェス」に、
一般社団法人 意識研ヒプノセラピー協会 代表・谷原先生、
マスターヒプノセラピスト協会員の皆さんと共に参加させていただきました。
初めてのリアルな起業家イベント。
場所は、都会のきらびやかな会場。
正直なところ、私は「女性の起業家=華やかで自信に満ちている存在」
というイメージをずっと抱いていました。
ですが、実際に参加してみて感じたのは、その華やかさの奥にある、
「生き方や在り方の軸」こそが人を輝かせているということでした。
当日は、ヒプノカードセッションをさせていただきました。
お客様がカードを引き、そのメッセージに耳を傾け、ご自身の内側の声に意識を向けるたびに、 自然と「内なる軸」に戻っていかれるように感じました。
そして、セッション後のお客様の目の輝きや表情の変化に触れたとき、「人は、自分の本質に気づいたとき、自然と輝き出すのだ」と心から感じたのです。
わたしの手が思い出させてくれたもの
イベント当日の朝、ふと自分の手を見つめた瞬間がありました。
短く切られた爪、日焼けの跡、刻まれたシワ。
「こんな手でカードセッションをしていいのかな?」
そんな思いが一瞬よぎりました。
その感情の奥にあったのは、
「私はこれじゃダメ」「もっとキラキラしていなきゃ」という
無意識の思い込みでした。
でも、片手をそっと握った瞬間に――
この手でしてきたすべてのことが胸にじんわりと思い出されてきました。
子どものオムツを替え、料理を作り、掃除をして、土をいじり、
子を乗せた自転車で風を切り、砂浜で一緒に砂山を作り、
手をつないで、歩いてきた。
家族を支え、愛し、そして私自身をも育ててきたこの手。
そんな日常の積み重ねがあったからこそ、今がある。
この手は、愛おしい。私そのものだ。
軸は、自分を受け入れることで育っていく
新しい働き方や生き方を見つけていくために必要なのは、
「今まで歩んできた道を受け入れ、ゆるし、慈しむこと」ではないかと、
あらためて思いました。
私たちは、無意識のうちに
「こうあるべき」「これが正しい」と思い込み、
知らず知らずのうちに自分を縛ってしまうことがあります。
ヒプノセラピーや潜在意識の仕組みを学ぶことで、
そんな思い込みに気づき、癒し、
「本来の自分」を取り戻していくことができるのです。
私自身も、この学びの中で
過去の経験を受け入れ、
幸せを感じる力、生きる歓びを見つける力を育ててきました。
この“軸”を育てていくことこそが、本当の輝きにつながる。
今はそんな確信を持てるようになりました。
一人じゃない。仲間と共に進むセラピストの道へ
今回のイベントでは、カードセッションの経験以上に、
仲間と共に学び、挑戦できたことの喜びが何よりも大きな収穫でした。
共に学び合える仲間がいて、
温かく見守り、導いてくださる先生がいて、
だからこそ、私は安心してチャレンジできたのだと思います。
これからセラピストとして活動を広げていく中で、
この体験を胸に、これから出会う方々に心を込めてヒプノセラピーを届けていきたい。
「一人でも多くの人が、自分自身の輝きに気づけるように」
そんな願いを込めて、これからも歩んでいきます。(海野春奈)