~ただ「気づくだけ」で現実が動き出す~
みなさんは前世療法についてどんなイメージをお持ちですか。
前世療法とは、漠然とした不安感や思い癖の「ルーツ」を「前世」の中に探るセラピーです。
前世療法が広く知られるようになったきっかけは、アメリカの精神科医ブライアン・L・ワイス博士が『前世療法』を出版し、世界的ベストセラーとなったことにあります。
現在でもその有効性が報告され続けており、心理的なアプローチのひとつとして取り入れられています。
私も当協会でヒプノセラピーを学ぶうち、私自身の前世の体験を通して、前世療法の奥深さの虜になってしまった一人です。
ただ、最初の頃は、まったく何も見えませんでした。
周りの人たちは「こんな景色が見えた」「こんな感情を感じた」と話しているのに、
私は、というと
「真っ暗だ〜〜〜」「なんで私は見えないんだろう?」 「向いていないのかな…」
そんなふうに思っていた時期もありました。

でも、突如として、その瞬間がやってきました。
なぜ外出中も夫が気になる?前世療法で見えてきた意外な理由
そのきっかけは、ある日感じた小さなモヤモヤでした。
主人に「早く帰ってきて」と言われたわけでもないのに 友達とでかけていると、なぜか落ち着かない。
どこかで「急いで帰らなきゃいけない」ような感覚がずっとある。
なぜだろう?
その感覚の理由をヒプノセラピーの前世セッションで探ると、浮かんできたのは
赤い格子柄の着物を着た自分が まるで『走れメロス』かのように、必死に走っている姿でした。

ある場所を目掛けて一目散に・・ その場所は、江戸時代の大名屋敷のようなところ。
「帰らないと間に合わない」
「私が約束の時間まで戻らないと、妹たちが殺されてしまう」
そんな強い思いを抱えて走っています。
結局、間に合わず妹たちは命を落としたのですが、その場面の後、妹たちからこんなメッセージを受け取ります。
「もう大丈夫だよ」
「お姉ちゃんは、十分に頑張ってくれたよ」
「申し訳ないなんて思わなくていいんだよ」
その言葉を受け取ったとき、胸の奥にあった「理由のわからない焦り」が、ふっととけていきました。
「感じる」ことが「癒し」につながる理由
前世が本当にあったかどうかを証明することはできません。
でも、その後、確実に夫との関係性が変わってきていました。
なぜ家族との前世がわかると、 関係性が変わってくるのでしょう。
その理由は、とてもシンプルで――
「そういうことだったんだ」と心から腑に落ちる瞬間が訪れるからです。
これまで
「なんでこの人はこうなの?」
「どうして私は、この人にこんな気持ちになるの?」
と、理由がわからないまま抱えていた違和感や、説明できない感情。
それは頭で理解しようとしても、 なかなかほどけません。
でも、「前世でのつながり」に触れたとき、バラバラだった点と点がすっと一本の線でつながるように、
「ああ、だからだったんだ」と 自然に理解が生まれます。
すると、相手を変えようとしていた力や、自分の感情を抑え込もうとしていた力みがふっとゆるんでいく。
無理に許そうとしなくてもいいし、無理に分かろうとしなくてもいい。
ただ「納得」することで関係性は静かに変わり始めます。
それは、外側の誰かを変えたのではなく、自分の内側の見え方が変わるからです。
その変化はとてもやさしくて、でも確かに現実を動かしていくのです。
ヒプノセラピーは、無理に何かを「見よう」とするものではなく、今の自分に必要なメッセージを受け取る時間です。
もしあなたの中にも、理由のわからない不安や癖があるなら、心の奥にある声に、そっと耳を傾けてみませんか?
そこには、「今のあなたの不安」を軽くしてくれるヒントが、きっと眠っているはずです。
