心を揺らす「知ってるし」という言葉の正体
子どもに、持ち物や連絡事項を「忘れないでね」と伝えたとき、
返ってきた「知ってるし」という言葉。
それは、聞いている側からすると、ちょっとした心のさざ波を立てられる言葉です。
またいつもの反抗的な態度? と、つい考えてしまいます。
でも、ちょっと立ち止まって、その言葉の裏にあるものに目を向けてみませんか?
子どもが「知ってるし」と言うとき、それは必ずしもあなたへの反発ではありません。
むしろ、
「もう子どもじゃないんだよ!」
「ちゃんと自分でできるよ!」
という
自立心のアピールだったり、
ちょっとした照れ隠しだったりします。
あなたを拒絶しているわけではなく、
ただ自分の成長を認めてほしい、という純粋な気持ちの表れであることが多いのです。
もちろん、本当に反発心から言っている場合もあるかもしれません。
でも、あなたが「念のためね」と伝えたのは、子どもへの思いやりからです。
その気持ちに、まず自分でまるっとOKをだしてあげましょう。
そして、次に、
この状況で、あなたの潜在意識はどんな感情を伝えようとしているのかを考えてみましょう。
あなたの心の奥では、
「せっかく気にかけているのに」
「私の気持ちをわかってくれない」
といった感情が湧き上がっているかもしれません。
それは、あなたの愛情が、相手に届いていないように感じたときの悲しさや戸惑いです。
この感情に気づくことが、まず最初の一歩。
「ああ、私は今、ちょっと悲しいんだな」
と、ただ受け止めてあげましょう。
そして、この感情の裏に、あなたが相手に、安全に、スムーズに過ごしてほしいという心があることに気がついてくださいね。
心が軽くなるための3つのアプローチ
では、どうすればこの状況を、もっと楽に受け止められるようになるでしょうか?
- 背景を想像する「優しい想像力」
相手の「知ってるし」に、少し優しいフィルターをかけてみましょう。
昨日、学校の先生も言っていたのかもしれない。
自立心、成長しているところを見せたかっただけかもしれない。
こう考えると、「もしかしたら、悪気はなかったのかも」と思えるようになり、
心に少し余裕が生まれます。 - あなたの「伝えたい」気持ちを大切にする「自己肯定」
あなたが伝えようとしたことに対して、
「いつもよく周りをみて、必要なことに気を配っているね」
と自分を褒めてあげましょう。
あなたの心遣いは、いつか必ず子どもにも伝わるはずです。 - 伝え方をちょっと変えて、相手が答えやすくなるように
「〇〇だよ」と一方的に伝えるのではなく、
「〇〇って、もう知ってるかな?」や「〇〇だったと思うけど、どうだったかな?」のように、
たずねる形で聞いてみましょう。
そうすることで、相手は「知ってるよ!」と答えることが自然になります。
まとめとご案内
あなたは、子どもやパートナー、さまざまな周りの人たちのことを想い、
細やかに心を配る、本当に素晴らしい存在です。
この「知ってるし」という問題も、あなたにとってよい気付きとなります。
相手の言葉の背景を想像する力、自分自身の感情を大切にする力、そしてより良いコミュニケーションを模索する力を得ることができます。
そして、もし、この文章をよんで、実践してみて、それでもどこか、
自分にOKをだせない、
落ち込んでしまう、ということがあったときは、
この一般社団法人 意識研ヒプノセラピー協会による、ヒプノセラピーを受けてみてください。
私達は「すべての人の人生を美しい旅に」という言葉のもと、
ヒプノセラピーを深く学び、よりよい人生をあゆんでいく人を増やそうという活動をしています。
きっと、あなたの潜在意識の奥底にある何かを、セッションでときはなし、
軽やかになっていけるのではないかと思います。