やらなきゃいけないのに、なぜか他のことを始めてしまう…

   

感情ケア

「明日締め切りの大事な仕事があるのに・・・!」

  • なぜか急に部屋の掃除を始めてしまう。
  • なぜかメールの返信に時間をかけてしまう。
  • なぜか、今やらなくていいことをやってしまう。

そんな経験、ありませんか?

私には、たくさんあります。
学生の頃は「明日は試験なのに、結局机の上の片付けで終わってしまった」ということが何度もありました。

また、私はピアニストでもあるのですが、本番が迫っているのに「練習を後回しにして、ついついスマホを見てしまう」ということがよくあります。

そして、
「あぁ、またやってしまった」と自己嫌悪に陥り、
「どうしよう…」と焦り、
「なんて私は意志が弱いんだろう」と自分を責めてしまうのです。

頭では「こんなのは嫌だ、次はもうしないぞ」と思っているのに、気づけば同じことを繰り返している。

どうしてそうなってしまうのでしょうか。
そこから抜け出す方法は、ないのでしょうか。

私たちは、願いを叶えている

「やらなければならないことがあるのに、ついつい違うことをしてしまう。」
これは、言い換えると「やるべきことから逃げている」状態です。
では、どうして「やらなければならない」と頭ではわかっているのに、「逃げる」という行動をしてしまうのでしょうか。

実は「逃げる」ことで、「本来の自分の願望」を叶えているからです。
「え、ちょっと待って。逃げることは望んでないよ」と思う方もいるかもしれません。
でも、よ〜く自分の気持ちを探ってみてください。

心のどこかで

  • 「失敗したらどうしよう、怖い。逃げたいなぁ。」
  • 「間違えて笑われたらどうしよう、恥ずかしい。逃げたいなぁ。」
  • 「なんで私がやらなきゃいけないの、面倒くさい。逃げたいなぁ。」

などと思っていませんか?
この「心の声」が、あなたの願いを叶えてくれているのです。

顕在意識と潜在意識

皆さんは「顕在意識」と「潜在意識」という言葉を聞いたことがありますか?
この例で言うと、

  • 頭ではやらなければならないとわかっている=顕在意識
  • 怖い、恥ずかしい、面倒くさい=潜在意識

になります。

そして、詳しい説明はここでは省きますが、
潜在意識はとても強力なので、必ず顕在意識に勝ちます。
ここでは、「頭ではやらなければならないとわかっている」顕在意識よりも、「怖い、恥ずかしい、面倒くさい」と感じる潜在意識が勝っている、ということです。
この潜在意識の「怖い、恥ずかしい、面倒くさい」が勝つからこそ、「逃げたい」という願いが叶っているのです。

まずは気づくことから

どうでしょう?
皆さんの中にも「もしかして、私、やるべきことから逃げたいのかも」と思った方がいるのではないでしょうか?

そんな時はまず、
「私は、目の前のやるべきことから逃げたいのかもしれないな」
と、自分の気持ちに気づき、それを受け入れてみてください。
やるべきことから逃げていても、あなたは弱くもないし、ダメな人間でもありません。
決して自分を責めないでくださいね。

もし、

  • 「失敗したくない」
  • 「うまくできる自信がない」
  • 「人にどう思われるか不安」

といった気持ちから逃げたくなっていたのだとしたら、

「そんなふうに感じるのも無理ないよね」
「怖かったんだね」
と、怖がっている自分にそっと寄り添い、優しく声をかけてあげてください。

それだけで、「やらなきゃいけない」と思っていたことが、少しずつ「やってみようかな」という気持ちに変わっていくでしょう。

ヒプノセラピーでできること

ヒプノセラピーでは、自分では気づかなかった恐れや不安の存在に、自分の力で気づいていくことができます。
気づくだけで、大きな一歩を踏み出せます。
そして「やらなきゃ」から「やってみたい」へと、自然に気持ちが変わっていくのを感じられるでしょう。

自分を責めずに、心軽やかな毎日を歩んでいきましょう。
もし、「ひとりでは自分の本当の声に気づけるか不安…」という方は、当協会のセラピストや講師に、どうぞ遠慮なく声をかけてくださいね。私たちはあなたをあたたかくサポートしていきます。

次回は、さらに「やるべきことをサクサクやれる状態」を作るヒントをお伝えします。

(ラインスハーゲンわかな)

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